ダウ平均2番底を探りにいく展開(アメリカファーストの副作用)
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今日は昨日とうってかわってだいぶ寒いです。株と一緒で上下を繰り返しながらですね。
ダウ平均が大幅下落
さて、ここ数日米国株も日本株もまた元気がありません。
2/27からの3日連続の下落でこの3日で下落幅も1000ドルを超えました。あと750ドルほどさらに下落すれば、間近に付けた最安値の23860ドルに並んで、2番底形成になります。
日経平均もつられて下落
こちらもさえません、現時点まだ朝なので3/2の結果は織り込んでいませんが、もし今日500円以上下げればこちらも2番底形成です。500円も下げるかは分かりませんが、ダウの元気がないので、かなり高い確率で本日も下げて来るでしょう。
日本株PF
昨日の記事でも掲載していますが、ここで現時点の私の保有株を記します、繰り返しになりますが、3/2の朝の状態です。
ここから夜の部
取引後のPFです。
日経平均は予想通りに下げました。しかも終値は542円安の21181円。ほぼ、暴落前の水準まで戻りました。
そんな最悪の地合いの中ですが、私の保有株たちは思ったほど値を崩しませんでした。むしろ、3390 INESTがいきなり急騰しており、5万の逆指し値で利食い。それ以外では手仕舞いはなしです。ここで、小型株の中でも値を上げている銘柄を物色し、新たに2776新都と4588オンコリスにインしました。
同じ下げでも前回とは違う?
みなさん感じませんでしたか?Twitterのコメントをみていても、アルゴが大型株のみを機械的に投げていて、小型株は堅調だったのでは?といった意見が散見されました。
もちろん、いつまでもダウ平均と日経平均が下がり続ければ小型株もただでは済まないと思いますが、それにしても今日で3日続落です。それも3日大幅続落です。そろそろ反発があっていいのかなと思います。
今回下落の原因は?
さて、今回の下落の原因はなんなんでしょう?震源地であるアメリカにて考えます。ニュースなどで言われているのは、トランプさんが鉄鋼とアルミの輸入に関税をかけると、金属業界幹部に発言したようです。こうなると、アメリカに鉄やアルミを輸出している国の間で貿易戦争がおこる懸念があるとのこと、、、
要はそれらの国がアメリカに少しでも多くの鉄やアルミを輸出したくて、価格を下げたりすることで、疲弊するってことなんでしょうかね。
アメリカにはいいこと?
この突然のトランプさんの発言、輸入する鉄やアルミに関税をかけると言うことは、鉄やアルミを材料にして製品を作る会社。わかりやすいのは自動車メーカーでしょうか、彼らは輸入材料を高くて使えなくなるので、アメリカ国内で生産された鉄やアルミを使おうとします。
そうするとアメリカ国内の鉄やアルミを作っている会社は嬉しいですよね?
これがトランプさんのねらいです。所謂アメリカファーストです。金属業界の雇用を守り、業績も良くすることで、アメリカ国内の景気を良くしようとしたんです。まあわかります。
でも株価は大幅下落。なぜ?
でも株価は敏感に下落。という反応を見せました。
いろいろ複雑な理由はあるんですが、簡単にいうと、それをやってしまうと結局アメリカの競争力がなくなってしまい、アメリカの作った製品が売れなくなってしまい、最終的には雇用も減ってしまうってことなんです。
トランプさんはそうは思っていないんでしょうが、市場はそう考えたってことなんです。