サラリーマンの投資日記

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豪ドル円の長期見通しを真剣に考えてみた。資源国の通貨の価値って?

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こんにちは、nobu2394.comです。


昨日は私が加入している外貨建て生命保険の状況報告を記事にしましたが、↓



上記の記事では特に強調して記述してはいませんでしたが、商品の名前にあるように外貨建ての商品ですので、当たり前ですが、日本円での運用ではありません。


具体的には豪ドルという通貨です。


世界の機軸通貨といえば、なんと言っても$(ドル)、ユーロ、円などが有名ですが、もちろんそれぞれの国にその国の通貨があります。


調べると、世界にはなんと180種類もの通貨があるようです!すごいですね。。。


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豪ドル円の長期見通しを真剣に考えてみた。


話しを元に戻しますが、私は普段日本円で日本株を、米国ドルで米国株の売買を実施していますが、先ほどもふれたように、この外貨建て生命保険だけは、豪ドル建てで運用を行っています。


運用を開始して1年半ほどですが、当時の元本は38000豪ドルでした。


現在の運用状況はかなり高い手数料の恩恵?を受けて当たり前のように含み損ですが、外貨建ての商品の場合、通常の利率に加えて、豪ドルと円の為替リスクも考慮しなければいけません。


20年後に満期を迎え、この運用資金を実際に使う時には、いやおうなしに日本円に変えなければいけない訳ですから、その時に出来るだけ円安方向にいたほうが有利な訳です。


そうは言っても20年後の未来なんて、そう簡単に当てることなんて出来ません。


でも、過去の値動きを見て、今後の範囲ぐらいなら何となく予想出来るかも?と思いました。


そこで本記事では、自分なりに豪ドル円について調べたことをまとめてみます。


どうぞ最後までお付き合い下さい!

まずは豪ドル円チャートを見てみましょう。


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これは、1991年~2017年までの豪ドル円チャートです。

これを見ると、ここ30年ぼどの間は、ばくっと1豪ドル60円~105円のレンジの中で推移していることがわかります。


ものすごーく乱暴に言ってしまえば、60円の時に大量に豪ドルを円で購入し、105円で円転すれば、それだけで資金は1.75倍になります。


ただし、当然そんなことは結果論であり、その時点で予想することは困難です。


ただ、だいたいこのくらいの幅で値動きするものなんだ。と頭に入れておくことは大事なことです。

次に人口推移予想


ここで人口推移予想を確認するのは、通貨の価値はその国の強さである程度予想する事が出来ると考えているからです。


ある程度、としたのは、日本円の場合は今後人口も減少していくという未来が確定しているのにもかかわらず、何故か世界的な金融危機などの出来事が起こると、円高にふれるという不可解な現象があるからです。


ですので、今後も大きな金融危機、
など、世界を巻き込む大事件が起きれば急激に円高にふれることは予想しなければいけませんが、その要因を除けば、概ね国の強さが通貨の強さになってくると、超長期の目線では考えています。


私の外貨建て生命保険は運用期間が20年ですので、まさに超長期と言ってよく、今後20年で豪ドル円がどうなっていくかを考えていきます。


話をオーストラリアの人口推移予想に戻しますと、今後オーストラリアの人口は増加していきます。現在オーストラリアの人口は2500万人ほどですが、2050年には3300万人、2100年にはなんと4400万人という予想だそうです。


もちろんこれは、オーストラリアが移民政策に積極的など、その国の政策の違いによるものが大きいのですが、人口が減っていく日本と比較し、将来の成長性はどちらにあるのか?と言われれば、どう考えてもオーストラリアに軍配が上がるでしょう。


そう考えれば、少なくとも人口推移という視点で見れば、円安方向に向かって行くのが大きな大きな流れだろうと思います。

オーストラリアは資源国


次はオーストラリアという国の特徴を考えてみましょう。先ほどの人口が増え続けるというのももちろん特徴の一つですが、なんと言っても大きな特徴として、オーストラリアは資源国という特徴があると思います。


具体的にはオーストラリアには石炭、石油、天然ガス、ウラン、鉄鉱石、金、ボーキサイトなどが豊富に埋蔵されており、いずれの資源も世界有数の輸出量を誇っています。


ここで、資源国の通貨の価値はどうやって決まるかを考えてみましょう。


分かりやすく言ってしまえば、その資源の価値が上がれば、その国の通貨の価値も上がり、反対に資源の価値が下がれば、通貨の価値も下がると考えればいいと思います。


そうなってくると、私のケースで考えれば、今後20年の間に、オーストラリアの持つ資源達の価値が上がるか下がるかを考察してみればいいわけです。

資源の価値が上がるとき


これはつまり、世界の経済が成長を続けているとき。といっていいでしょう。経済が好調ということは、その資源を使って誰かがものを作ったり、電気を発電する絶対量が増えるという訳ですから。

資源の価値が下がるとき


これは上がるときの逆で、景気の後退局面です。


となると、今後世界の景気はどうなって行くのかを考えればいいわけですが、よく言われることとして、景気は循環すると言われます。これは景気というものは良いときと悪いときを繰り返すという意味で、これは誰もが同意していただけると思います。


こちらは日本の戦後の景気状況を表にしたものですが、↓


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期間に違いはあるものの、見事に拡張(良いとき)と後退(悪いとき)を繰り返しています。


当然世界経済も同じです。


そして上の表を眺めていて気がついたことがあります。それは、、、


景気は悪いときより良いときの方が長い


と言うことです。昨今の日本ですらそうなのですから、世界経済で考えれば、さらにその傾向は強まると考えるのが自然でしょう。


そう考えると、今後20年のスパンでは、オーストラリアドルの価値が高くなる可能性は非常に高いのかなあと個人的には考えています。

まとめ


いろいろと豪ドル円についての見通しについて考察してきましたが、まとめると以下ようになるのではと考えます。


・日本の国力は今後下がり、オーストラリアの国力は今後上がるので、相対的に円安になる可能性が高い。


ただし、大きな景気後退局面も20年というスパンでは必ず訪れる。つまり60円という時期も十分にありえる。


それでも、景気は循環するという考え方、さらには、好景気の方が長いという考え方も考慮すれば、資源国であるオーストラリアの通貨である豪ドルの価値は、上昇する局面の方が長いと予想する。


素人の戯れ言ですが、私なりに真剣に考えてみました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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