関税は誰が払う?分かりやすく解説します!米中貿易戦争の行方と関税の意味
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こんにちは、nobu2394.comです。
いや~日本やりましたね!!
普段はあまりテレビを見ない私も、このときばかりはかじりついていましたよ。
強豪コロンビア相手に2-1! ランキングからいっても、金星と言っていいでしょう!
ぶっちゃけ、3戦全敗かな~と心の底で思っていた方々も、こうなって来ると、俄然盛り上がって来ますね!!
次のセネガル、ポーランドとの対戦も、格上との戦いになりますが、元々ワールドカップなんて日本にとっては全部格上。
是非頑張ってほしいですね~。
頑張れ!日本!
株価絶賛下落中!!
さて、最近チャートに大きな変化がありましたね。日本、米国ともに大きく下げています。
チャートを見ていきましょう。
まずは日経平均から。
次にダウ平均
上の二つの日米の代表指数ですが、両方とも大きく下げています。
もう少し細かく見ると、両方とも60日線にタッチしてきそうな感じです。
何が起きている?
ニュースを見ていると、貿易戦争。という文字が飛び込んできます。
私のブログでもはや準レギュラーといっていい頻度で登場している、トランプさんですが、
このトランプさんが、またやってくれました。
世界の覇権争いをしている、中国に対し、500億ドル(日本円で5兆強)の輸入関税を掛けると言ってきたのです。
すかざす中国も反応し、報復措置を発表、そしたらまたまたトランプも、2000億ドルの追加関税を発表。。。
と、泥沼の様相を呈して来ました。
震源地はアメリカ、そして中国になるわけですが、当然日本も影響を受けます。
今日は、この米中貿易戦争がどうなっていくのか?私なりに考えた見通しを書いていきたいと思います。
関税がかかるとどうなる??
米国だろうが、中国だろうが、基本的に起きることは同じです。
例えば中国から輸出され、米国に輸入されるものをAとしましょう。
米国に輸入されるときにこのAというものに25%の関税。という税金がかかります。
これはつまり、元々のAの値段が10000円だったとすると、米国に輸入されるときにときに25%増しの12500円になると言うことです。
では、この2500円は誰が払うの??
これは勘違いしてる人もいるかも知れませんが、この2500円を払うのはアメリカ側です。正確にはアメリカでそのAというものを手に入れたい会社だったり、個人です。アメリカという国ではありません。
では誰に払う??
これはアメリカという国に払います。間違っても中国ではありません。
ややこしくなってしまったのでまとめますが、
アメリカが中国からの輸入品に関税をかける。ということは、
アメリカ国内の人や企業が2500円という税金をアメリカ政府に払う。
と言うことなんです。
となると、一見輸出する側の中国には影響がないと思われるかもしれませんが、当然影響はあります。
Aというものがほしいアメリカ人だって、2500円もの税金を取られたくありません。つまりどうしてもAが欲しければ、とる選択肢は以下二つ。
中国からの輸入をあきらめ、違う国(関税がない国)から輸入する。か、アメリカ国内で買う。
あきらめて2500円を払い、そのAを誰かに売る場合に、2500円上乗せして売る。
Aと言うものが材料だったり、さらに誰かに売るというケースがほとんどでしょうから、Aが中国にしかないものなら、後者の選択肢をとるしかりません。
そうなると当然、Aはアメリカ国内でだんだん売れなくなります。理由は簡単です。
高いから。です。
そうなると、前者の選択肢である、他の国から買う、か、アメリカ国内で買う。という選択肢しかなくなります。
こうして相手方の中国からの輸入がだんだん減っていき、いつしかアメリカ国内でAが大量に作られ、Aをアメリカ国内で作る為に、設備投資や雇用も生まれ、トランプさんの言う、
アメリカファースト
が体言されていくわけです。
一見なんか言うほど悪くないかも、と思ってしまうかも知れませんが、ここには大きな穴があります。
それが、、
結局は自国の経済規模が縮小していってしまう。
ってことなんですよね。
ちょっと論理が飛躍し過ぎたかも知れませんが、、、
例えばアメリカがガンガン関税を上げて、自国の産業を守って行ったとします。
最初はいいです、アメリカ国内でそれこそすべてのものが作られ、それを作る為の雇用も生まれます。
ただし、そのものの値段はどうしてもグローバルな値段からは高くなってしまいます。
アメリカ国内の人口は所詮3億、全世界の人口は今や70億です。67億の地域でものを作った方が安いに決まっています。
この状態が続くと、アメリカ国内の物価は上昇し、いわゆるガラパゴスの様な状態になります。
この状態を良しとするか、悪しとするかで議論は別れますが、ふつーはダメですよね??
でも、ふつーじゃないトランプさんですからねー。
この貿易戦争、まだまだ始まったばかりですが、要注目です。
では。
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